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お知らせ 2023.3/31

高橋酒造 お客様創造本部(白岳伝承蔵) 久保田一博さん

人吉球磨に来たら、この人にぜひとも会っていてほしい。地域のディープな魅力にふれるなら、この人の話を聞いてほしい。

そんな人を人吉球磨ワーケーションのコンシェルジュが紹介していく「人物図鑑」。

 

今回は、人吉球磨の名産品、球磨焼酎を紹介している球磨焼酎ミュージアム「白岳伝承蔵」の久保田一博さんをご紹介します。

人吉球磨に伝わる地域資源、宝のひとつに球磨焼酎があります。

地域の名前を冠に名乗ることができる「地理的表示の産地指定」が認められたお酒。球磨焼酎のほかには、壱岐焼酎や薩摩焼酎などが地理的表示を認められたものになります。

 

この球磨焼酎、国産の米を主原料に、人吉球磨の水を使ってつくられた蒸留酒で、その起源は400年以上前といわれています。その球磨焼酎の歴史や、人吉球磨の産業、文化、人々の暮らしとの関わりを紹介しているのが、久保田さんが勤める高橋酒造が運営する球磨焼酎ミュージアム「白岳伝承蔵」です。

その土地でつくられるお酒は、その土地の文化そのもの。1900年創業の高橋酒造の当時の酒蔵の様子を再現した館内で、球磨焼酎の成り立ちや、当時の蔵の様子を語る久保田さんは、「人と人とを近づけたい」との企業理念のもと、これまでたくさんの方との交流をしてきました。「嫌いな人がいない」と言い切るくらい人づきあいが大好きな久保田さんのスマホには、なんと5000件以上の連絡先の登録が!LINEは3000人以上と、その交友関係の広さには驚かされます。さらに、誰もが知っている名だたる経営者とのつながりもあったりします。そのエピソードは、ぜひ久保田さんに会った時に聞いてほしいものです。(久保田さん、無茶ぶりすみません!)

久保田さんは、人吉球磨の多良木町出身。高校卒業後に「給料が良い」という理由で県外の企業に就職。10年間働いて貯めたお金で、33歳の時に大学進学を果たしました。大学進学前に高橋酒造に転職し、1日の中で仕事10時間、勉強の時間を平日は2時間、休日は4時間と決め、働きながら4年間の単位を取得したといいます。さらにその間にはアメリカで英語の授業を受けるという荒技まで決めています。久保田さんをそこまで突き動かしていたのは、「もっと学びたい、もっと学びたい」という思い。今では、仕事を通じて得た知見を次の世代に伝えていくために、講師として大学の授業を受け持っているそうです。

趣味は「走ること」という久保田さんは、フルマラソン5回、トライアスロン2回の経験者。マラソンの最高記録は、なんと3時間5分! フルマラソンランナーにとっての憧れであり、大きな目標でもある「サブスリー(3時間切り)」まであと少し! この記録は、ほんとスゴイです。どんなことでも目標を定めたら走り抜き、突き進む久保田さんの人柄が垣間見えるエピソードでもあります。

 

「お酒は升々(!)たしなむ程度」という久保田さん。お酒とともにこれまで人吉球磨のおいしいお店に、県外からのお客様を数多く案内してきたといいます。「白岳伝承蔵」で久保田さんを見かけたら、「おいしいお店教えてください!」と声をかけてみてください。きっと球磨焼酎の話とともに、とっておきの情報を教えてもらえるはずです。(久保田さん、再び無茶ぶりすみません!)

【球磨焼酎ミュージアム 白岳伝承蔵】
人吉市合ノ原町461-7 Tel.0966-32-9750
営業時間 9:00〜16:00(15:30受付締切) 休館:年末年始

 

<メッセージ>

2020年の豪雨災害の時には、多くの方から人吉球磨地域に心を寄せていただきました。酒はその土地の文化といえるもの。人吉球磨で400年以上もつくり、受け継がれてきた球磨焼酎を通して、高橋酒造の企業理念である「人と人とを近づけたい」を大切に、地域のみなさんと地域にいらっしゃる方たちとの交流を、これからも良い形で促していきたいと思います。

<久保田さんの地元自慢>

マラソンの練習コースとして走っていた多良木町にある「妙見野自然の森展望公園」からの人吉球磨の展望は素晴らしいです。11月過ぎの寒い時期には、運がよければ雲海が見られます。人吉球磨自慢の絶景です。絶景といえば、人吉市内の丘の上にある「Kura倉Café(クラクラカフェ)」からの眺めも素晴らしいですよ。

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